インビザラインとは
インビザラインとは、取り外しのできるマウスピース型の最先端の矯正装置です。
2008年にインビザラインの講習会行き、技術は身につけていました。ただし、あくまで矯正治療の幅を広げるためのものであり、ここまでインビザラインに力を入れようとは思っていませんでした。
インビザラインの最初の患者さんは、2009年に来院された女子大生でした。
「自分が思っていたよりもずっと快適で、自由に取り外しができるのがよかった」と嬉しそうに言ってくれたのが印象に残っています。矯正医の立場からみても、ワイヤー矯正と遜色なく、想定していた以上に良い実績を残せていました。
目立たない矯正装置であった方が、友達にも気づかれることもなく、気兼ねなく矯正できるので、より充実した学生生活になったことでしょう。インビザラインが、矯正装置として非常に優れていると実感した瞬間でした。“インビザライン”と聞くと、「治療結果が芳しくない」、「マウスピースが合わなくて挫折してしまう」など、インターネットや口コミを調べて、不安に思われている患者さんもいらっしゃるかもしれません。
実際に、矯正専門医や認定医の立場からすると、仕上がりの位置にこだわりのある先生が多いので、マウスピース矯正に否定的な意見をもつことも多いです。
私自身も矯正を専門にやっている立場として、仕上がりの位置にはこだわりを持っています。ですが、東京、大阪では、すでにインビザライン専門の歯科医院があり、世界各国でも実績があります。その点で、まだまだ名古屋は遅れているのは否めません。
インビザラインで対応できない場合は、出来る限り患者さんの希望をかなえることを大切に考えているので、例えば、目立たない裏側矯正で対応する場合もあります。
いずれにせよ、あの日の女子大生のようにインビザラインを必要とされる患者さんがいる限り、はやと矯正歯科ではこれからもインビザラインに力を入れていこうと考えています。